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田舎暮らしと農業

田舎暮らしとマイクロ農業(小農業)・兼業農業に関する文献を紹介します。

マイクロ農業のすすめ 森永卓郎 農文協
「田舎暮らしの教科書」 清泉亮 東洋経済新報社
セミプロ農業が日本を救う 大澤真一 東洋経済新報社
農業はじめてBOOK 淵野雄二郎監修 小学館集英社
だれでもできる小さい田んぼでイネつくり 笹村出 農文協
ビシネス・パーソンの新兼業農家論 井本喜久 クロスメディアパブリッシング
兼業農家の教科書 田中康晃 同文館出版
本当は明るいコメ農業の未来 窪田新之助 イカロス出版
小さい農業で暮らすコツ 新藤洋一 農文協
小さい農業で稼ぐコツ 西田栄喜 農文協
新規就農・就林への道 担い手が育つノウハウと支援 「季刊地域」編集部 農文協

農業生活者のタイプ

家庭菜園:農村にすみ自分が食べるコメ・野菜・果物などを栽培し田舎生活をたのしみながら生きることが主目的。コメ・野菜を自給する場合もあるが野菜だけ栽培する場合もあり様々なレベルがある農作物を販売して収入を得ることは目的としない(業としての農業ではない)。生活に必要なお金は別の方法でかせぐ(年金を含む)。この中には、近郊都市に住み週末農業をたのしむ人もいる。また、かつて農業に従事していたが現在は高齢のため農村にすみながら野菜栽培などをして暮らしている人もいる。将来、兼業農家としての農業経営をめざす人もいる。

マイクロ農業のすすめ 森永卓郎 農文協
だれでもできる小さい田んぼでイネつくり 笹村 出 農文協
小さい農業で暮らすコツ 新藤洋一 農文

農業法人従業員:農村にすみ、中・大規模の農業法人や他の農業経営者にやとわれて賃金を得ながら農業に従事する。サラリーマンとしての農業従事者。このほかに、自分が食べるコメ・野菜・果物などは自分で栽培して自給生活をする場合が多い。農村ではなく近郊都市に住みパートや季節労働者として農業に携わる人もある。将来、所属する農業法人での地位向上をめざすが、兼業農家1あるいは小規模専業農家としての自立をめざす人もいる。

兼業農家1:農村にすみ、農作物を生産・販売して収入を得るが、基本的に1家族でできる規模の農業を行う。農繁期のみアルバイトを雇うことがある。別の職業でも生活に必要なお金を稼ぐ兼業農家。田舎生活を楽しむことが目的ではなく、独立直販型経営を行う自営農業者として収入を得ながら生きることをめざす。このほかに、自分が食べるコメ・野菜・果物などを栽培して自給生活をする。この中には定年後農業者が含まれる。将来、中規模農家として経営規模拡大をめざす人もいる。

兼業農家の教科書 田中康晃 同文館出版
小さい農業で稼ぐコツ 西田栄喜 農文協

兼業農家2:農村にすみ、農作物を生産・販売して収入を得るが、基本的に1家族でできる規模の農業を行う。別の職業でも生活に必要なお金を稼ぐ兼業農家。田舎生活を楽しむことが目的ではなく、自営農業者として収入を得ながら生きることをめざすが、他の農業法人・JA・商社・協同組合と契約して部会員・協力農家として指定された作物を指定された方法で生産する。経営は独立型ではなく下請け企業に近い。このほかに、自分が食べるコメ・野菜・果物などを栽培して自給生活をする。この中には定年後農業者を含む。将来、兼業農家1としての自立をめざす人もいる。

小規模専業農家1:農村にすみ、農作物を生産・販売して収入を得るが、基本的に1家族でできる規模の農業を行う。田舎生活を楽しむことが目的ではなく、独立直販型の自営農業者として収入を得ながら生きることをめざす。農繁期のみアルバイトを雇うことがある。このほかに、自分が食べるコメ・野菜・果物などを栽培して自給生活をする。将来、独立経営の中規模農家をめざす人もいる。

小規模専業農家2:農村にすみ、農作物を生産・販売して収入を得るが、基本的に1家族でできる規模の農業を行う。田舎生活を楽しむことが目的ではなく、自営農業者として収入を得ながら生きることをめざすが、多くは他の農業法人・JA・商社・協同組合と契約して部会員・協力農家として指定された作物を指定された方法で生産する。経営は独立型ではなく下請け企業に近い。農繁期のみアルバイトを雇うことがある。このほかに、自分が食べるコメ・野菜・果物などを栽培して自給生活をする。将来、独立経営の中規模農家をめざす人もいる。

中・大規模農業法人:法人経営で農業労働者を雇い中・大規模の農業経営を行う。会社としての農業。農繁期は季節労働者やアルバイトも雇う場合が多い。経営は独立直販型の自営経営をする場合も、JA・商社と契約して協力農家として指定された作物を指定された方法で生産する場合も、両方の混合型もある。従業員は、このほかに自分が食べるコメ・野菜・果物などは自分で栽培して自給生活をしている場合が多い。

商社・協同組合:兼業農家2、小規模専業農家、中・大規模農業法人を相手に企画・栽培指導・販売だけをおこない自らは生産そのものは行わない。従業員が農村に住む場合は、このほかに自分が食べるコメ・野菜・果物などは自分で栽培して自給生活をする場合が多い。


書籍の内容紹介

兼業農家の教科書
はじめに
第1章 新規就農者が進むべき「逆バリ」農業のすすめ
第2章 ゼロからスタートで農業年商1000万円になった私の就農ストーリー
第3章 小さい農業でしっかり稼ぐ実践ノウハウ
第4章 しっかり稼いで長く続ける兼業ノウハウ
第5章 農業の未来のために伝えたいこと

ビジネスパーソンの新兼業農家論
はじめに
序章 「農家」こそ最高の職業だ
第1章 時代の最先端「新・兼業農家」
第2章「農」という文化価値のオモシロさ
第3章「コンパクト農ライフ」で可能性は無限大
第4章「新・兼業農家」の始め方
第5章 「農」が持続可能な社会を作る

 

日本語の本はありますか。

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もちろん、日本語でマイクロ農業に関する書籍もいくつかあります。以下にいくつかの日本語の本を紹介します。ただし、出版年や入手可能性は変動する可能性があるため、購入前に最新情報を確認することをお勧めします。

  1. 「小さな庭で楽しむマイクロファーム」 著者: 橋本 大介 この本では、庭やベランダなどの小さなスペースを活用して農業を楽しむ方法について解説しています。野菜やハーブ、果樹の栽培から始めるためのアイデアが詰まっています。
  2. 「ミニ農園がもたらす驚きの収穫」 著者: 横山 実 小規模な農園や畑を運営するためのノウハウやアイデアが紹介されています。季節ごとの作物の栽培や管理について詳しく解説されています。
  3. 「屋上菜園・ベランダ畑 完全ガイド」 著者: 川野 麻美 都市部での屋上菜園やベランダ畑の作り方や栽培のポイントが詳しく説明されています。限られたスペースでの栽培を実践するためのアドバイスが満載です。
  4. 「家庭でできる マイクロ農園のススメ」 著者: 福井 博 マイクロ農園の基本的な考え方から具体的な作業手順までを解説した本です。小規模な農園を通じて、地域の食糧問題にアプローチする方法を提案しています。
  5. ハーブ: ハーブは小さなスペースでも育てやすく、香りや風味を楽しむことができます。バジル、パセリ、ローズマリー、ミントなどが代表的なハーブです。
  6. レタスとその他の葉物野菜: レタスやスピナッチ、ケールなどの葉物野菜は、短期間で収穫できるため、マイクロ農業に適しています。
  7. トマトとその他の果菜類: トマト、ピーマン、ナスなどの果菜類も小さなスペースで栽培できます。コンテナや支柱を活用して垂直に栽培する方法もあります。
  8. ミニサイズの野菜: 小さいサイズの野菜やフルーツも人気があります。ベビーキャロット、ベビーレッドビート、ストロベリーなどがその例です。
  9. キノコ: キノコの栽培は比較的コンパクトな空間でも行えます。シイタケやエノキダケなど、特定の種類のキノコを育てることができます。
  10. ハーフミニチュア果樹: 小さな果樹を栽培することもマイクロ農業の一環です。ミニサイズのリンゴ、ミカン、イチゴなどがあります。
  11. 食用花: 食用として楽しむことができる花も人気があります。カレンデュラ、シソ、ネモフィラなどが食用花の例です。

これらの作物は、マイクロ農業の特性に合わせて選ばれることが多く、小さなスペースでも育てやすいことがポイントです。地域の気候や環境に合った作物を選び、成功するための知識と努力を注ぐことが大切です。